自分を操る超集中力(DaiGo著)の書評,感想,要約まとめ

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「集中力が途切れる」「もっと集中力を高めたい」という意見を持ったことがありますか?

 

メンタリストDaiGo氏の『自分を操る超集中力』は、「集中力」というものは何で、そういう性質のものなのか?を心理学的に整理したものです。みなさんの日常生活、すべて「集中力」ひいては「生産性」に結びついているんです。

 

『自分を操る超集中力』の書評感想要約まとめをご覧ください。

自分を操る超集中力の書評・感想

集中力とはなんでしょう?みなさんは、自分の作業効率、ひいては生産性について考えたことがありますか?

 

課題解決やスキルアップ、社会人として自分を変えるために、様々な行動を起こしている方が多いと思いますが、その一つとして「スピードアップ」が含まれると感じています。

 

スキルを身につくスピード、単純作業をこなすスピード、仕事に慣れていくスピードなど…時間に限りのある人生で一定の成果をあげるためには、どんどん効率化を図っていく必要があると思うのです。

 

その中で「集中力」は身につけるべきスキルのひとつでしょう。DaiGo氏のいうところによれば、「集中力は鍛えることができる」「簡単な作業を習慣化し、込み入った作業でもスピードを損なわずに取り組めるようになる」というわけです。

 

どんなにたくさんのノウハウを知識として積み上げていても、それを「実践する」「身につける」ことに最速の方法がとられていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。本書をこれから手に取る人にとっては、思いがけずして重要な参考書になっていくのではないでしょうか。

自分を操る超集中力の要約まとめ

要約 -集中力はなぜ途切れるのか-

本書は、テレビなどで人気を博したメンタリストDaiGo氏が、”メンタリズム”と呼ぶ心理学的テクニックを紹介した著書の一つです。本書では自分の心と行動をいかに操るかについて「行動と集中力の法則」として明らかにした最初の一冊です。

 

DaiGo氏の著作、いつも読んでいますが、構成は毎回シンプル。前半ではルールや大原則、法則を解説し、中盤でそれらをもう少し噛み砕いて日常生活レベルの話に落とします。終盤では実際に利用できる(もしくはDaiGo氏が実践している)テクニックを多数紹介、と言った大きな流れで進行します。

 

前半のルールは「集中力の高い人に共通する行動原則」と題され、集中力とは?集中力が高いとどんな行動ができるのか?という根本的なところに話が行きます。

 

その後は集中力を生み出すために必要な環境設定、気持ちの設定に話が移ります。中でも「感情」「食事」「習慣」というのは珍しい項目。

 

特に、「習慣」では、習慣化することと集中力がより密接に関わっていることを示したものです。成し遂げたい様々な項目に目移りし、同時にこなそうとすることが集中力の低下につながっていること、一つのことに集中すれば、その動作が習慣化し、新たな項目を同時にできるようになる、というわけです。

 

そのほか、「疲れをリセットする3つの回復方法」「集中力を自動で作り出す時間術」など、有益な情報が満載です。

著者、メンタリストDaiGo氏の経歴

心理学や様々な知識を駆使した”メンタリズム”で一躍有名になったDaiGo氏。メディアへ引っ張りだこになっていくと同時に、外資系企業の研修・コンサルティングなどを手がけ、数々の信頼を得てきた方です。

 

近年は教育誌への連載や多数著書を出版するなど執筆活動にも力を入れており、人気を得ています。主な著書は、『人を操る禁断の文章術』(かんき出版) 『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』(ダイヤモンド社)などです。累計出版部数は100万部を超えます。

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