【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ6つの思考

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現代は不況の時代。自分の収入や金銭環境を不満に思っている方は多いのではないでしょうか。

 

著者はこの時代でも、会計事務所から独立後、個人で年商10億を稼ぐ実力者の仲間入りを果たします。そんな成功体験から、「先延ばしにせずとにかく実施する」ことの重要さや、「自由な時間がありながら経済力を得る」方法を余すところなく紹介しています。

 

『これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ6つの思考』の書評要約をご覧ください。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考1

自分を知る、目標を習慣化する

まずは第1章、「自分の現状を認識して、目標を習慣化する思考」です。とにかく「お金持ちになる」「裕福な暮らしをする」というイメージに近づくためには、思考回路を変える必要があります。そして、目標達成のためには自分が目標に近づきやすい「環境」をセットアップすることが重要です。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考2

実際に動く

第2章は「実際に動けるようになるための思考」。目標を設定しても、実際に努力を始めるにはものすごいストレスがかかりますよね。それらを克服するために、努力を実施しやすくなるいくつかの方法が紹介されています。

 

例えば「量からしか質は生まれない」の項目では、つい質を重視して生産量が落ちてしまうことの弱点を言っています。また、実際に消費者が利益を生んでくれるためにはどこまでやるべきなのか、という部分にまで言及しています。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考3

自分の時給を常に計算

徹底的に生産性を上げるためには、効率的な時間の管理が重要です。人間に与えられた時間は皆平等。時間効率を上げるためには、「いまの行動はいくらの利益を生んでいるか」という意識が大切です。これらを紹介した第3章「すべての行動を『時給』でとらえる思考」では、自分が人生においてどんな時間を過ごしているのか整理しています。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考4

いい人間関係を築き上げる

行動が結果に繋がるかどうかに大きく関わっているのが、人間関係。平社員的思考のコミュニティにいればそう言った思考は常識的になりますし、逆も然り。

 

起業家や過去に成功した経営者がしのぎを削る業界に足を踏み入れることこそが、自分の思考回路を変えていく大きな一歩となるようです。第4章「一流の人から学ぶという思考」では、新しいコミュニティに飛び込むことの重要性を語っています。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考5

お金を使いこなす

歴代の成功者ほど、「お金に呑み込まれていない」という部分に着目した、第5章「お金ときちんと向かい合う思考」。大金が巡っていく環境に身をおいたことがない人が、突然そう言った場面に陥ってしまったらうまくいくはずがありませんね。

 

成功者たちが大きなお金を動かしつつそれらにまみれないのは、それぞれがルールを持っているからです。稼いだお金をどの程度「将来」のために使っていくか?そこに秘密があります。

【書評】これでお金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。に学ぶ思考6

会社の一員というイメージから離れる

最終的に収入の足かせとなっているものは、やはり組織の一員であるということ。著者は自身の様々な経験から、組織の一員であることに自分の収入を委ねず、自分自身で生産することの必要性を説いています。

 

起業について書いた第6章「会社の名刺に頼らないという思考」では、実際にビジネスを組み上げていく中で、顧客は何にお金を払うのか、どうすれば信頼を得られるのかについて言及しています。

 

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